日常

それはあたかも花火であった。
引きちぎった透明な袋は真っ二つに裂け、そこから噴出するように飛び出し香ばしい香りが周囲を包んだ。
その直後、バラバラと大粒の雨のごとく弾けた音を撒き散らし、飛び散った茶色い物体は遠く2mほどに渡って広がったのである。
私は見た。
円盤がころころと縦に転がっていく様を。



妹者「ぎゃー、せんべいがーっ!」



億劫がらずにちゃんとはさみを使いましょう。
―――つづく





注:ノンフィク(ry